昨日『神との対話』のyoutubeを紹介したせいでしょうか、今日またyoutubeを覗いてみると、同じ「TOLAND VLOG」さんの【現実世界を“180度変える”唯一の方法がヤバすぎる】というタイトルが目に入ってきました。惹句としても見事ですよね。さすがはプロです。
思わず惹かれて覗いてみると、ゲストはヒプノセラピストのRisaさんという方です。
TOLAND VLOGさんに促されてするRisaさんの自己紹介のしかたは、メチャクチャ気取りのない方です。
こうあっけらかんとご自分のイレギュラーな生い立ちを語られると、見ているこちらのガードも下がらざるをえません。
実際にRisaさんのような育ち方をする方は、ふつう想像されるほど少なくはないのかもしれませんが、彼女のように自己紹介できる方はまずめったにいないのでしょうね。
Risaさんが育った環境は、まるで2004年の是枝裕和監督の作品、主演の14歳の柳楽優弥さん(撮影当時12歳)がカンヌ国際映画祭で日本人初の男優賞を受賞した、映画「誰も知らない」のような世界だったようです。
母親が五歳の自分に食費5000円を渡して、自分ときょうだいたちを残していなくなってしまう……というような生活が、強烈なトラウマにならないはずがありません。
でもそれが現実に自分に起こったら、五歳の子供である当人にとって、それが異常かどうかというような判断はないわけです。
Risaさんが起こったことの意味を本当に理解しはじめたのは、自分が実際に子供をもつようになって、自由に振るまう子供に接しはじめてからだそうです。
親としての自分は、頭では(つまり顕在意識では)子供に好きなように自由に振るまわせてやりたい。
でも実際に自分の子が自由に振るまうのに接すると、どうしてもそれを許すことができないのだそうです。
そしてあるとき、自分が子供にしていることは、母親が自分にしていたことと同じではないか、と気づくわけです。
自分一人ではどうしようもない壁に突き当たって、Risaさんは以前から気になっていた、催眠療法士の門をたたきます。
そして退行療法を受けるなかで、頭では子供に許してやりたかった「自由」が、幼いころの自分にとっては絶対に許せないものだった、母親の「自由な振るまい」とつながっていたことを知ります。
自分の子が自由に振るまうのを許せなかったのは、潜在意識のなかの過去の幼い自分だったのです。
Risaさんの理解は、最初の催眠療法のたった一回の退行療法セッションでかなり深いところにまで達していたようです。
それ以来、Risaさんはヒプノセラピーで自分が癒やされたいというよりは、むしろ自分がヒプノセラピストになりたいという関心に移ったそうです。
われわれの感情的判断というのは、けっして現在の顕在意識の判断ではないということ、潜在意識のなかの過去の自分の感情的反応をリプレイしているにすぎない、ということを知ったそうです。
「自分」というのは、感情的判断を起こしている“自分”のことではなくて、その感情的判断を起こしている過去の“自分”をいま見ている者、その過去の“自分”を抱きしめて、赦して、統合している者のことだと。
ここでRisaさんは面白いエピソードを紹介しています。
Risaさんが、自分たちを置いて自由気ままに振るまっていた過去の母親が、勝手気ままに振るまおうとする自分の子供と同じだったのだとわかって、母親を赦す気持ちになって、施設に入っている母親に連絡したときのことです。
施設に連絡をいれると、電話に出た相手の方が「いまあなたのお母さんに自慢の娘の話を聞かされていたところです」と言われたのだそうです。
Risaさんは、これが「量子もつれ」というものなのか、と実感したそうです。
そんなことはこれまでの母親からは想像もできないことだったそうです。
つまり、お母さんに対するRisaさんの感情が変わったことで、その感情的変化が瞬時にお母さんに転写されて、お母さんのRisaさんに対する感情も変わったというわけです。
Risaさんが自分の過去を癒やして、過去の意味付けが変わったことで、Risaさんは新たなパラレルワールドに入ったという言い方もできるかもしれません。
すると、その新たなパラレルワールドでRisaさんが出会うお母さんも、その新たなパラレルワールドでのお母さんになっていた。過去に対する別な意味付けをもつお母さんになっていたというわけです。
なんともはや。(*^_^*)
是非ご覧になってみてください。
現実世界を〝180度変える〟唯一の方法がヤバすぎる。潜在意識をコントロールすることで生まれる「新たな世界」とは!?