このあたりで日本の古神道系のスピリチュアル情報とその語り手をご紹介したいと思います。
スピ系情報のに触れたことのある方にはよく知られている情報ですが、日本(列島)は神のご神体であるという古神道系の世界観があります。
古神道系と言っても江戸時代以前からそのようなことが語られていたわけではなく、明治時代に大本教の(開祖出口なおとともに)教祖となった出口王仁三郎によって伝えらえた情報です。
1892年(明治25年)、京都府綾部に住む貧しい初老の女性である出口なおに「艮の金神」と名乗る神が憑依します。この方が国祖国常立尊で、大本ではこの日を開教としています。
当初は「艮の金神」のお筆先(自動筆記)は出口なおにしか降りなかったのですが、なおの死後は王仁三郎にも国常立尊が神懸りするようになり、『霊界物語』の口述が始まります。
そのなかで出口王仁三郎は「日本列島は全世界のひな型である」と述べたわけです。
本州がユーラシア大陸、北海道が北アメリカ、九州はアフリカ、四国はオーストラリア、台湾が南アメリカであると説き、「日本で起こることは世界でも起き、世界で起こることは日本でも起きる」と。
このサイトの管理人の理解で言うと、地球の本来の主宰神はとても霊格の高い存在で、その統御のしかたは他の神々にとっては厳格にすぎると、いささか煙たがられていたようです。
そこでその主宰神は「ならば、そなたらのしたいようにやってみるがいい。私はしばらく引退しよう」と身を隠されたのだと。
それが「艮の金神」と呼ばれることになった国常立尊という方で、この方が身を隠されたその艮(北東)の方角にある住まいこそが、すなわち日本列島だというのです。
「艮の金神」は日本列島に身を隠すに際して、この惑星上の統御に関する全権を他の神々にただ明け渡してしまったわけではなく、ご自身が身を隠したこの日本列島が、地球上で起こるすべての出来事を最初に映し出すように仕組まれていた。
つまり、すべてはお見通しというわけです。
かくて、地球上で起こることはすべて、最初にこの日本列島にその予兆が現れることになりました。
これが出口王仁三郎氏によって伝えられた日本雛形論です。
滝沢太平さんの公式ブログから画像とともに大本神歌の一部を引用させていただきます。
世界のモデルである日本雛形論と聖地巡礼の旅
外八州・内八州史観(大本神歌)
「日出る国の日の本(日本国)は、全く世界の雛型ぞ。神倭磐余の君(神武天皇)が大和なる、火々真の岡に登り坐、蜻蛉の臀甞せる国と、詔せ給ふも理や。我九州は亜弗利加に、北海道は北米に。台湾嶋は南米に、四国の嶋は豪州に、我本州は広くして、欧亜大陸其儘の、地形を止むるも千早振、神代の古き昔より、深き神誓いの在すなり…」
「日本は世界一、地の中枢である。熱帯に枕し寒帯に足を延し、あらゆる気候、あらゆる土質風土の凝聚地である。すなわち世界一切の小宿写である。否、世界万邦の中つ国として、万国統治の中府である。霊域であるこの霊域、日本国の中府に大御柱アオウエイの母音なす金龍海が神示に因りて、築づかれたのである。名づけて大八洲と称し、世界の縮写とす」(出口 王仁三郎)
たきさわたいへい 公式ブログより転載
この大本に降りた「艮の金神」がご神示を降ろした方に、もうおひとり岡本 天明(1897– 1963年)という方がいます。
この方は子供のころから霊視・霊聴などの霊能力を持った方だったようですが、やがて22歳のとき1920年(大正9年)に大本に入信します。
そして1944年(昭和19年)6月10日、千葉県印旛郡公津村台方(現・成田市台方)の麻賀多神社の末社である天日津久神社を参拝したとき、この神社の社務所で大本系の啓示の自動書記が始まるのです。
この自動書記現象は以降約17年間にわたって続き、それが後に『日月神示』(別名:『ひふみ神示』、『一二三神示』全39巻(本巻38巻、補巻1巻)の長大なご神示になります。
書かれた文体は漢数字と独特の記号、そして若干のかな文字などからなり、書記した天明自身も当初はまったく読めなかったそうです。
しかし仲間の神典研究家や霊能者の協力のもと少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻の岡本三典さんの研究と努力で、一部を除きかなりの巻が解読されたのだそうです。
じつは、このサイトの管理人にもこの『日月神示』を毎日声に出して読んでいた時期がありました。
さて、前置きが長くなりましたが、現在霊界の岡本 天明の支援も受けながら、この「艮の金神」の霊言を降ろされている方がいるのです。
それが今回ご紹介する神人さんという方です。
通常は神人さんのお話は講演会場で公開されているようですが、現在は和人さんという方がyoutubeで動画を公開されています。
次の動画では、神人さんが岡本天明さんの仕事を受け継いで『大日月地神示』を降ろされた経緯を語られています。
【超重要回】日月神示(ひふみ神示)から大日月地神示へ。そして、なぜ神人さんはYouTubeに出演したのか?《神人さんとの対話》
神人さんの他のyoutube動画は、和人さんの「【真実に目醒め魂を輝かせる】和人チャンネル」で公開されていますので、ご興味のある方はご覧ください。