これまでスピ系情報にあまり縁がなかった方にとっては、そもそもスピリチュアル情報というものがどういうことを言っているのか、見当がつかないかもしれません。
もちろん、スピ系情報すべてに共通するある種の傾向は、あることはあります。
たとえば、地球外の意識存在を当然のこととして前提しているとか、(外宇宙の常識を前提にすると)地球世界のあり方(常識)こそが例外的だと考えている、といったようなことです。
そういった意味の共通点はありますが、それぞれのスピ系情報を個別具体的に見ると、個々の情報の発信者によってそのスタンスは細かく違っています。
実際、精神世界情報というのは、情報発信者お一人おひとりでかなり違うものなのです。
しかしそう言っているだけでは一向に話が進まないので、ここで具体的な例を見ていただくのが、いちばん手っ取り早いと思いました。
それで日本のスピリチュアル情報の代表的発信者のおひとりである、並木良和さんの過去のセミナー動画をご紹介して、まず具体例に触れていただくことにします。
このセミナーでの並木さんのお話というのは、じつに簡にして要を得ているので、ああ、こういう内容の話なのか、といっきょにイメージを掴んでいたけると思います。
もしかしたら、あなたは話を聞いたら「あ、こういう話なら、自分には縁がないな」と思われるかもしれません。
その場合は、それはそれでこのサイトは、(あなたの判断材料として)役に立ったわけです。
あるいは、並木さんの話を聞くうちに、何かがあなたにヒットして、いっきょに興味が惹かれることもないとは言えません。
そういう可能性を考えて、ここでは並木良和さんのメッセージの基本的スタンスをご紹介します。
並木さんが「眠る」「眠りつづける」という言葉で何を意味しているのか、「目覚める」「目を覚ます」という言葉で何を意味しているのかを、感じ取っていただければと思います。
セミナーで並木さんは、創造主という完全な意識が不完全性を体験したくて、分離を体験したいと望んだ、ということを語ります。
しかし、この完全な意識が、波動を下げて分離をするという冒険は、めちゃめちゃリスキーな行為でもあった。
なぜなら、すべてを「やれる」「できる」「成れる」完全な意識が、分離した意識に成り変わってしまうと、元の完全な意識を忘れて、元に戻れなくなってしまう可能性があるからだ、と。
しかし、創造主(つまりわれわれ)は、バカではないので、元の源に戻るための色々な仕組みを用意してきた。
そのひとつがサイクルなのだというのです。
たとえば、今回戻らなかった場合は、次回は2万6千年後になるけれども、いつかは必ず戻ることができるし、それは約束されている。だからそれについては安心していい、と。
かくて完全な「(本質の)光」であった創造主は分離の螺旋階段を降りて、「光」と「闇」の2極化の世界に降りてきました。
ここで、並木さんはとても重要なコメントを入れます。
「しかし、ここで勘違いしないでね。
分離するプロセスで、「闇」が生まれたのであって、
源が(意図して)「闇」を創造したのではないからね」と。
並木さんというスピリチュアル・リーダーのタイプやメッセージ内容と、あなたご自身とのいわば“相性”を見極める判断材料にしていただければと思います。
【並木良和】あなたへのメッセージ☆Message for you.
いかがでしたか?
「眠る」とは「分離」の夢のなかで遊びをつづけること、「目覚める」とはすべての二極の判断を手放し、「源」の意識に向かって垂直に上昇する「統合」の旅に向かうことのようです。